不動産投資をする場合、どの物件で運用するかを決めることが大事です。
その一方で物件を購入するための資金計画を練る必要があります。
だいたいどの物件で運用するかが決まったところで、具体的に資金計画を立てていきましょう。
資金計画をどのように立てるか
資金計画をどのように立てるかですが、自己資金はどのくらい用意できるか、借入金がどの程度までなら返済可能か、諸費用はどの程度かかるのかを整理しましょう。
そのうえで、どの程度の家賃設定が妥当で、入居率がどの程度かかるか、購入後どのようなメンテナンスコストがどのくらいあとでかかるのかまでの計画も立てておくと、運用もしやすくなります。
購入申し込みとは
物件が決まって、資金計画も具体的に立てられるようになれば、購入申し込みという形になるでしょう。
購入申し込みを契約と勘違いしている人もいるようですが、これはあくまでも物件を押さえるくらいの意味合いになります。
この申し込みの段階で購入価格の交渉を行うことも可能です。
物件によっては、多少店頭価格よりも値引きすることもできるかもしれません。
そのほかにも契約日時と引渡し日の設定などを行います。
本当に購入することを示すために、手付金をこの段階で支払うことが多いです。
不動産ローン
不動産ローンを組むのであれば、購入申し込みの完了したところで事前審査を受けておきましょう。
審査にかかる期間ですが、もし新築物件であれば、数日から1週間程度で審査結果が出るでしょう。
ローンといわれると金融機関もありますが、住宅金融公庫などの公的融資を受けられる可能性もあります。
幅広い選択肢の中から、どれが自分にとってベストなのかを考えましょう。
売買契約
購入申し込みで先方の審査をクリアした、不動産ローンの融資も受けられるようになったのであれば、正式に売買契約を行います。
契約書に署名・捺印をする前に、重要事項説明があります。
この中で言葉の通り物件や契約にあたっての重要な説明がありますので、内容をよく理解したうえで契約しましょう。
できれば事前に重要事項説明書をもらって、内容を確認することです。